ある本を読んでいたら、ビタミンCについて書かれていて、ビタミンCには様々な効用があるそうです。
その一つがカゼやインフルエンザに効く、というもの。
最近注目されているのがビタミンCの大量摂取によるガン治療だそうで、その効果についても載っています。
私自身、息子の大学受験の年に予防接種を受けて以来、その後は一度もインフルエンザの予防接種を受けていませんが、そもそもインフルエンザに罹っていません。
それどころか風邪もほとんどひかずに過ごしています。
これは意識的に摂取しているビタミンCの効果ではないか!と本を読んで大いに納得したのでした。
ビタミンCの効果が凄い!ただしサプリ などでしっかり摂取する。
ビタミンCの重要な役割はコラーゲンの生成をたすけることです。
コラーゲンは美容成分としてよく取り上げられますが、もっと大事な役割を持っています。
すなわち、コラーゲンはタンパク質の一種で、細胞と細胞を結びつけています。
ビタミンCが不足していては、コラーゲンを作ることができません。
コラーゲンは全身のあらゆる部分に含まれていて、皮膚、血管、骨、筋肉を作ります。
鼻や喉の粘膜を作ります。
血管を若く保つ、皮膚の弾力を保つ、粘膜を強くするのにもビタミンCが必要です。
ビタミンCは肌のシミに有効だとよく言われています。
コラーゲンの合成を促して、肌の弾力性を保ち、ハリをもたせたり、皮膚ガンの原因となる紫外線の影響で増える活性酸素を撃退したり、メラニンの黒いいろを薄くしたり、荒れた肌を修復したり、という作用もありますが、ビタミンCは肌からはほとんど浸透しない、ということは覚えておきましょう。
ビタミンCには、抗酸化作用があって、人の体を酸化から守ってくれます。
酸化が老化を促進し、動脈硬化、皮膚のシワやたるみを起こし、免疫力を低下させるのです。
ところが、ヒトは、他の動物は体内で合成できるのに、ビタミンCを作ることができません。
たとえば、1日に、犬は0,2g、豚は0、5g、ヒツジは14gのビタミンCを作っています。
それだけ必要ということです
ヒトに換算すると、1日に2〜20gのビタミンが必要になります。
ところが、ビタミンCの必要な摂取量は1日100mgとされているのです。
単純に足りないだけでなく、ふつうに食べ物から摂ろうとすると、リンゴなら14個、みかんなら4個、ほうれん草では2束半が必要になります。
ビタミンCを十分に摂れば
副じん皮質ホルモンが必要なだけつくられる。
副腎皮質ホルモンには、代謝を活発にして、免疫力を高め、ストレスに立ち向かう体の状態を作る作用があります。
また、喫煙は、体内のビタミンCを激しく消費します。
ビタミンCは、血中コレステロール値を下げる作用もあって、ビタミンC不足によって免疫力が低下し風邪などの感染症にもかかりやすくなります。
また、アルツハイマー型認知症の予防にも効果があることが最近分かってきたそうです。
さらに、白内障の予防、歯周病の予防、ガン細胞が生じることの予防といった役割も果たしているのです。
ではどのくらいのビタミンCを摂ればいいの?
私自身は毎日1000mg、つまり1グラムを摂っています。
ただし朝晩2回に分けています。
疲れたと思う時、風邪をひいたかな?と思う時は倍くらい。
確かビタミンCは一度に摂っても多すぎる分は排出されてしまうので、何回かに分けて摂取するのが良いと以前聞いたことがあり、それを守っています。
どのくらいのビタミンCを摂ればいいのか、という点について、私が読んだ本では2〜20グラムとしていて、個人差がある、とされています。
例えば、2グラムのビタミンCを摂ろうとすれば、サプリメントになりますね。
私は、天然ビタミンCサプリの方が良い、とずっと思い込んでいましたが、天然も合成もどちらもLーアスコルビン酸で変わりは無いそうです。
ですから、ビタミンCについては、合成品OKということですね。
「天然」を強調して高価になっているものを求める必要は無い、ということです。
ビタミンCのサプリメントはたくさんあります。
だいたい、1日の摂取量を1000mgとしているものが多いですね。
できれば、「タイムリリース」タイプ。
DHCのビタミンCで、持続型というものがあって、少しずつ溶け出すので、朝摂取すればよく、2回に分ける必要がない点が良いですね。
自分の体験としては
ビタミンCは効果があると思っています。
事実インフルエンザにはかからないし。
ただし、血栓はできましたから。オールマイティではないということも言っておきたいです。
また、個人差があるので、たとえば効果的なガン予防にはどのくらい摂取したら良いのか、まだ一概には言えないようです。
ガンの代替え療法としてのビタミンC大量摂取となると、経口ではなく点滴で、その量も50グラムとか75グラムとかになるようです。
サプリの場合は、そこまで大量に摂取しても、吸収できる限度があるようなのですが、例えば急性肝炎の患者に合計135グラムのビタミンC点滴と180グラムのビタミンC経口投与を60日間行って回復した、という事例が掲載されています。
ビタミンCは副作用がほとんどなく、大量に摂取することで様々な効果が期待できます。
今のところ、風邪かな?と思ったときには倍の2000mgから3000mgを摂っています。
自分ではお肌にも良いように思いますが、抗酸化作用にも期待はしています。
ビタミンCって、勉強してみると面白いですし、言わば食品として摂取することができて、効果も期待できて、なんだか今後を支えてくれるものに出会ったように思います。
ガン予防の効果もあるのなら、なおのこと。
しっかり知識を身に付けたいと思っています。
参考文献
「ビタミンC健康法」 三石 巌
「ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く」 生田 哲
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驚いたことに1年以上前にビタミンCについて,ほぼ体験のみの記事を書いていました。
今回の勉強はナンだったのか?
自分でもこの記事を忘れていたのが怖いです。
改めて、ビタミンサプリも思い出しましたよ。