関節の痛みについての本
「腰・股・膝の痛みはテニスボール1個で消える」
酒井慎太郎・著
を読んでいたら、
「寝たきり危険度チェックリスト」というものがあったので紹介します。
私は腰の痛みと、たまに膝の痛みが気になるので、この本を読んでみました。
「セルフケア」も実践してみようと思っています。
寝たきり危険度チェックリスト
身体の不調チェック
◎ ぎっくり腰を年に何回か繰り返す。
● 腰痛と排尿障害がある
◎ 脚のしびれがある
● 足の裏の感覚がない
◎ 100メートル歩くのもしんどい
◎ 朝起きるのがつらく時間がかかる
◎ 30分間座っていられない
◎ 咳やくしゃみが関節にひびく
◎ 股関節周辺にだるさがある
● 膝がよく腫れる
◎ 膝の内側がチクチクする
◎ こむら返りが多い(ふくらはぎのけいれん)
● 圧迫骨折をしたことがある
◎ 頭痛・耳鳴り・めまい・目のかすみの症状がある
● うつ病である
◎ よく眠れなくなった
◎ ムチウチ症になったことがある
体の動きチェック
◎ つま先立ち・かかと立ちができない
◎ 床に寝転んだ状態で、右膝を左胸につけられない
◎ フローリングなど硬い床にあおむけになれない
◎ 正座ができない
◎ 仰向けになった状態でつま先が床につけられない
◎ 膝がポキポキ鳴る
● 歩くとき体が左右にぶれる
● 箸を落とすなど握力が落ちたと感じる
● 寝返りを打たなくなったといわれる
◎ 物を噛む力が弱くなった
◎ 壁に背を付けて立ったとき後頭部が壁につかない
◎ 両手を上下から背中に回したとき指がつかない
◎ 首の前面にシワが多い
◎ 姿勢が悪いとよく言われる
生活習慣・性格チェック
◎ エアコンの設定温度二敏感である
● 普段ほとんど歩かない、歩くのが遅い
◎ 家族に腰痛もちがいる
◎ マラソン・テニスなどの飛び跳ねる運動をしていた
◎ 40~50代を20~30代の生活習慣のまま過ごした
◎ 筋力トレーニングで痛みを解消させようとしている
◎ 心配症である
◎ 靴のかかとの減りが早い
◎ 座っている時間が長い
◎ 下を向く癖があり足元を見てしまう
◎ エスカレーターやエレベーターを使うことが多い
◎ 背もたれを動かせるときはリクライニングにする
◎ 電車では端の席に座りたい
◎ ゴルフや野球など体の一部を同じ方向に動かす運動
をしていた
◎ マッサージの効果が薄れてきた
◎ 冷え性である
◎ カバンを持つときは左右いつも同じほうだ
◎ テーブルに肘をつくくせがある
0~5個 問題なし
6~15個 ひそかに関節老化が進行中
16~20個 要注意
21個以上 危険
だそうです。
ただし「●」にチェックが入った方は注意が必要とか。
人は関節から年をとる
最近「健康寿命」という言葉をよく聞きます。
寝たきりや介護状態にならず元気でいる平均年齢は73歳で日本人の平均寿命は83歳だそうで、その差は10年。
つまり最期まで元気でいられるのが難しいということです。
しかし、もちろん元気な高齢者だっています。
その違いは、関節・骨・筋肉などの運動機能の違いなのです。
骨は関節でつながっています。
動くタイプの「可動関節」がスムーズに動けば、日常生活がスムーズになるのです。
関節に痛みが出ると、動きが鈍くなり、やがては「寝たきり」につながってしまいます。
ですから普段から関節のケアが必要なのです。
いわゆる「ロコモティブ・シンドローム」というのも同じく「寝たきり予備軍」ですね。
関節の痛みや、自分の動きに変化があったら見逃さない
こと。
まずはここを意識して早めの対処を考えましょう。
まとめ
整形外科はどこも高齢者でいっぱいらしいです。
医者通いになる前に、まずは「セルフケア」です。
このチェックで、私は最近握力が落ちてきたのでは?と思いました。
けっこう箸を落とします。
腰痛も気になっています。
実際のトレーニングにも挑戦してみようと思っています。