自分はただの付き添いでしたが、
大変でした。
90歳の叔父の話です。
朝早くに部屋で転倒
叔父はいわゆる老人用のマンションに一人暮らしです。
奥さんを亡くしてからは、できることはひとりでしています。
その日も朝食の用意をして、両手にお皿を持って、キッチンからリビングのテーブルに運ぶところだったとか。
足元がもつれて、「危ない!と思ったが、皿があったので落とさない様にと、持ったままだったから尻からドーンと落ちた」そうです。
もう激痛だったらしい。
しばらく動けず、やっとベッドにたどりついてフロントに連絡。
近くに住むわたしにも連絡。
救急車で病院に向かうことになりました。
ストレッチャーに乗せられて救急車へ。
付き添いの私も同情して、
整形外科の先生に診てもらえるという病院へ。
簡単な問診のあと、検査です。
待つ間も整形外科は車椅子の人や、杖のひと、比較的元気そうな人、様々の患者さんでいっぱいでした。
X線検査で「圧迫骨折」と判明して入院。
コルセットができるまではベッドで安静状態。
コルセットができ次第装着してリハビリを始めるそうです。
質問やら手続き
あとから叔父に聞いたのですが、
コルセットを作ることになって、現金で支払いますか?それとも保険を使って作りますか?と聞かれたそうです。
3万円超の金額らしく、現金払いなら早くできますが、保険適用なら1週間はかかります、とのこと。
とにかく早く退院したい叔父は「現金で払う!」
で4日後にはコルセットができるそうです。
そのあと、
既往歴の確認。
飲んでいる薬の確認。
叔父は6種類の薬を飲んでいるので、「お薬手帳」を持参しています。
薬をたくさん何種類も服用して大丈夫なのか?
以前から疑問に思っていました。
その上、目薬もあります。
補聴器に「入れ歯」も必要。老眼鏡も。
タオル、寝巻き、等は「入院セット」として外部業者がレンタルのサービスをしているようです。
毎日のクリーニング付き。400円/日
紙おむつのセットは500円/日。
両方で900円/日です。
本人が個室希望なので差額ベッド代が10000円/日。
入院期間は2週間(予定)
圧迫骨折の場合、
コルセットができるまではベッドで安静。
トイレも行けません。
その間は、血栓予防のために足首の運動、
床ずれ予防のために、姿勢を変えることが必要。
コルセット装着後に、車椅子歩行?歩行器歩行?と進んでゆくそうですが、介護認定もしたほうが良いといわれました。
ここまでなんとか元気に頑張ってきた叔父は、この状況をどう受け止めるのか、ちょっと気がかりです。
まとめ
ここまでは緊急入院から3日間の覚書です。
これまで私自身が病院とあまり縁がなかったこともあり、わかりにくいことも多いです。
今度のことで、叔父が入居しているマンションが「介護付き老人ホーム」であることも初めて知りました。
介護士さんがいて、希望すれば世話をしてもらえるのですが、叔父は自分でできるからと断っていたようです。
ちなみに夫の母も腰を痛めて、同様のホームに入居しています。介護付きで、一時金とは別に月々の費用が12万円ほどかかるようです。
叔父もそのくらいの月々の費用を払っていて、これについては意味がわからん!と言っていましたが、どうやら「介護」費用だったようで、何だか色々心配になってきました。
叔父が入居している老人ホームは今後も安心して住める場所なのかどうか。
叔父にもよく確認してもらわないと、と思ったのでした。