骨密度の検査、していますか?
骨粗鬆症を防ぐには、まず現在の状態を知らないといけません。
2000円くらい(保険適用)でできるので、調べておくといいですね。
カルシウムとビタミンD
骨といえば「カルシウム」
カルシウムが多く含まれている食品は、
牛乳、チーズ、干し海老、わかさぎ、ごま、小松菜、など。
カルシウムは確かイライラの防止にもいいのですよね。
ただし、カルシウの吸収にはビタミンDが必要ですから、ビタミンDが多く含まれている、きくらげ、あんきも、シラス、サケなども摂りましょう。
大豆製品や緑黄色野菜、海藻等もバランスよく摂るといいです。
結局、食生活のバランス、特に野菜と大豆系食品、魚・海藻類などが大切なのは、全てに共通しています。
カルシウムは日本人には特に不足していると言われていますが、最近では意識してサプリなどで摂っている人が多いようです。
ただサプリの場合、摂りすぎには注意しましょう。
運動も大切です
骨を丈夫にするには、ある程度の負荷をかけることが必要です。
ですから運動が大事なのですね。
あまり激しい運動はかえって身体を傷めますからウォーキングや筋トレなどがいいでしょう。
これから始めるのであれば、ますは「散歩」から、というように、無理のないところから始めていきましょう。
ビタミンDを体内で作るためには「日光浴」が必要です。
外に出て日光に当たるのも意識しておきましょう。
骨粗鬆症の症状について
ところで、「骨粗鬆症」はどんな症状があるのでしょう?
身長が縮む、背中や腰が曲がる、痛む、
というのが代表的な症状です。
腰痛から「骨粗鬆症」がわかることもあります。
骨が弱くなると「圧迫骨折」を起こしやすくなります。
特に背骨は次々に骨折していって、背中が大きく曲がってしまうことがありますから、早めに対策することが大切なのです。
腰痛や背中の痛みがあるようなら、まず検査してもらいましょう。
検査は「骨密度検査」が一般的です。
多くの自治体で、女性対象の「骨密度検査」を実施していますから、問い合わせてみましょう。
もちろん、近くの病院や、かかりつけのお医者さんで検査してもらうこともできます。
定期的に検査してもらうと安心ですね。
また、現状の確認だけでなく、「尿検査」と「血液検査」で将来の骨の代謝が予想できるそうです。
「骨代謝マーカー」というそうです。
これによって早めに対策ができますね。
まとめ
65歳以上になったら要注意という「骨粗鬆症」
私の母は今年88歳ですが、「骨粗鬆症」といわれて「転んだら大変」と言っています。
外では転ばないようにシューズや買物に使うカート?などを利用しているのですが、家の中の方が怖いと言います。
まず、滑り易いということ。
必要な場所には手すりをつけていますが、それでも平坦な床が危ないそうです。
「骨折して寝たきりになったらいけない」
と、かなり用心して家の中を歩いています。
幸いやや血圧が高い以外は、認知症もなく(たぶん)元気です。
よく「高齢のリスク」と言われます。
経済的なことばかりでなく、いかに元気に年を重ねていけるか、そこが一番の問題です。
元気なら経済的にもさほど心配はないでしょうし。
幸せな「老後」を過ごしたいものです。