ウォーキングは最も始め易い運動です。
特に器具は必要ありませんし、いつでもどこでも始めることができます。
ただ、むやみに長時間歩けばいい、というものでもありません。
ゆっくりのんびり歩いても、気分転換にはなるかもしれませんが、あまり効果的とはいえないかもしれません。
ではウォーキングに求めるものとは?
まずは生活習慣病に負けない健康な体です。
適度な運動は肥満解消、血圧の正常化、骨粗鬆症の予防、ストレスの解消に繋がります。
また筋肉は使わなければどんどん減っていきます。
ウォーキングは筋肉の維持にも役立っているのです。
筋肉の「維持」だけでなく、筋肉をつけるためには歩くときに負荷をつけることも考えます。
「インターバル速歩」という方法があります。
この方法を実行することで、足に負荷をかけて筋肉をつけることができます。
ただし、ウォーキングに求めるものは人様々です。
ダイエットあり、ストレス解消あり、またイベント参加で友人作り、という人もいるでしょう。
目的に応じたやり方でいいのです。
目的がなんであれ、長く続けることが一番ですから、無理なく楽しみながら、続けましょう。
「インターバル速歩」とは
信州大学の能勢博教授(スポーツ科学)らが中高年のために開発した歩行法です。
「サッサカ歩き」と「ユックリ歩き」を3分ごとに繰り返し、合計15分以上を一日の目安にします。
週に4日以上、5ヶ月以上を目標に続けるとだいたい10%の筋力アップが期待できるといいます。
ただし、「正しい姿勢」で歩きます。
胸を張って大股で歩くのが「サッサカ歩き」です。
限界か、と思うくらい、しっかり大股で歩きましょう。
「ちょっときつい」と思うくらいがいいそうで、全力を100%としたら、70%以上くらいが「サッサカ歩き」40%以下が「ユックリ歩き」だそうです。
結果「10歳若返る」となったらちょっと嬉しいですね。
普段からウォーキングをしている人は取り入れてみるといいでしょう。
3分大股で早歩きをして、元に戻す、
これを繰り返せばいいのです。
自分は趣味で毎日1時間ほどは歩いていますから、さっそく取り入れてみようと思っています。
スクワットもしていますが、まだまだ毎日するほど習慣にはなっていませんので、歩きながら筋力アップができるなら一石二鳥で嬉しいです。
まとめ
なんでもそうですが、「継続」がなければ結果は残りません。
人生ここまでやってきて、これは確かなこと。
失敗を通して学んだことでもあります。
ですから、「無理なく」できるかどうかが大きなポイントです。
「無理なく」かつ「楽しく」継続できたら、結果が楽しみになりますね。