「認知症保険」が続々発売されています。
一時は「介護保険」がどんどん販売されていましたが、今度は「認知症」?
まあ、備えあれば憂いなし、と言いますが。
また、それが保険の役割でもあります。
こちらの記事が参考になります。
認知症予防の為の保険
太陽生命保険の「ひまわり認知症予防保険」
認知症と診断されたら100万円
加入1年後に認知症になっていなければ3万円の予防給付金が支払われ、その後も2年ごとに予防給付金が支払われます。
これを使って認知症の前段階である軽度認知障害MCIの検査を受けることができる、その医療機関も保険会社が案内してくれる、というもの。
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の
「笑顔を守る認知症保険」
MCIと診断されると認知症の保険金の5%が支払われ、認知症になると残りの全額が支払われるというもの。
また、介護保険の支払い要件を緩めて、認知症の保障を強化した保険が出てきています。
このような認知症保険の加入者が増えているそうです。
認知症の人の増加という現実
長寿とともに認知症の人が増えて、2025年には700万人まで増える見通しだとか。
確かに、周りの高齢者には、認知症の人が増えてきた、という実感があります。
ただ、保険となると、高齢になってからの加入はやはり保険料が高くなりますし、掛け捨てだとしても、保険に加入するべきかどうか迷うところです。
高齢になってから加入するのであれば、むしろ貯蓄しておく方が良いのではないか、と思います。
これは、それぞれの状況次第でしょう。
何が必要で、何が必要でないか、よく考える必要があります。
認知症予防が第一
認知症の効果的な薬というのは今のところ無いようです。
できれば認知症にならずに年齢を重ねたいものですが、どうでしょうねえ。
指先を使えとか、脳の体操とか、運動とか、料理とか、認知症対策として色々言われています。
サプリメントもありますね。
アルツハイマーや、脳血管性認知症など、原因も症状も様々です。
これは自分のことであれば、保険はどうしようか?と思うのですが、たとえば親のこととなると、入っておいてくれる方がいいかも、となります。
認知症になると見守りが必要になりますし、徘徊が始まったら、家では面倒を見られなくなります。
受け入れてくれる施設も多くはありませんし、「待機」になったりします。
そういった場合、ヘルパーさんを頼むにしても「介護保険」の範囲では足りなくなる可能性がありますから。
・・・・これって自分は認知症にならない、という根拠のない自信に頼っているのかもしれませんね。
ちょっと怖い、でも、まさかね、というありがちな気持ち。
これが子供にとって一番迷惑なのかな、と思っています。