「青春18切符」という名前から、若い人のためのもの、というイメージがあるかもしれませんが誰でも使えます。
ただし、利用できる期間が決まっていますので注意しましょう。
利用出来る期間
基本的には春。夏。冬です。
利用期間 3月1日~4月10日 (販売は2月20日~3月31日)
7月20日~9月10日 (7月1日~8月31日)
12月10日~1月10日 (12月1日~12月31日)
利用できる期間中ずっと切符が販売されているのではなく、切符の販売期間はかなり前に終わっていますから特に注意が必要です。
値段と使い方
1枚が11850円です。
1枚で5回分使えます。つまり一日乗り放題で2379円ですからとてもお得な切符なのです。
春に買った切符は春に使わなければなりません。
つまり、2月20日~3月31日に買った切符は3月1日~4月10日に使わなければいけないのです。
JRの「みどりの窓口」で販売しています。
または、「指定席券の購入ができる」自動販売機で買うこともできます。
1枚の切符に、日付のハンコを押してもらう場所が5ヶ所あります。
日付を押してもらったら、その日は乗り放題ということで、駅員さんのいる改札でその切符を提示すればいいのです。
もちろん自動改札は通れません。
乗り放題といっても、JR全線の普通列車です。
一人ではなく,二人以上でも使えます。
その場合、全員が同じコースを利用します。つまり一緒に旅をするのです。
利用できるのは普通列車の自由席
といっても、「快速」「新快速」のように、別に特急券が必要ない列車には乗ることができます。
新幹線を含む特急列車、急行列車には使えません。
要するに普通乗車券で乗れる列車なら使用できると考えればいいのです。
始発から日付が変わる午前0時まで、乗り放題ですから、朝早くからスタートすれば、それだけたくさん列車に乗れます。
「青春18切符」の楽しみ方
これを使って旅をする熟年の方がたくさんいます。
特急を使わなくても、普通列車でのんびり旅をして、途中の景色を楽しんでいます。
「青春18切符」は途中下車も自由です。
気に入った駅で途中下車して、景色を楽しみ、美味しいものを食べて、特にコースを決めなくてもいいのです。
一日自由に列車を乗り継いできままな旅ができます。
また、どこまで遠くに行けるか、時刻表を眺めながら計画を立てるのもいいfですね。
旅好きの友人は、あるときは北海道、あるときは九州、と普通列車を利用して楽しんでいます。
この年齢になったからこそ楽める普通列車の旅。
たとえば新幹線で3時間未満の大阪東京間を、のんびり行くものいいでしょう。
9時間くらいかかりますが。
九州方面を目指すのも、山陰山陽を一回りするのも、ただ通過するだけでない旅ができます。
知らない駅で下車してみると、きっと新しい発見があります。
普通列車ならではの、のんびり自由な旅。いいですね。