日本の長寿一は116歳の 女性だそうて。
自力で歩ける、というのが素晴らしいです。
高齢になると、急にガックリくるケースが多いので、例えば今元気でも明日のことはわからないというのが高齢者の現状です。
いわゆる「老衰」というのは、特別の原因はなくて、急激に体と気持ちとが衰えるものらしい。
90歳を過ぎると、自力での歩行ができる人は少ないですし、杖や歩行器が必要になってきます。
結局、特別な運動をするよりも、日常の家事で十分らしい。
毎日家事で動き続けるのが一番!
掃除に洗濯、その洗濯物を干して、料理もする。
家の階段の上り下りや、買い物など。
楽をせずに、全てを習慣にして毎日繰り返すこと、これがどうやら一番いいらしいですね。
楽隠居、とか言っていてはいけないらしい。
長寿になったと言っても、元気でないと辛いですから。
できれば元気でいきたいものですが、どうもいろいろ違和感が出てくるこの頃。
自分の記憶にある体の動きと、実際との差にちょっと戸惑っています。
まず歩くスピードが遅くなった気がします。
以前は、「徒歩」では抜かれることがなかったのに、最近は「お先にどうぞ!」と言う感じ。
そもそも頑張る気が失せてきました。
階段の上り下りも慎重になっていますしね。
これは、老化の階段を間違いなく進んでいる、ということなんでしょう。
なかなか、自分にとっては厳しい認識です。
60代というのは、若い頃の記憶と、今の現実を認めることとの差に戸惑う年齢なのかもしれませんね。
たとえば70代になってしまえば、まあ「老化」を認めざるを得ない年齢、となるわけで。
そもそも、まだまだ若いつもり、と逆らっているのが間違いなのかもしれません。
しかし60代というのは他人から見たらもう老人かもしれませんが、本人にしてみればまだ認めたくはない、というギリギリの境目なのかもしれません。
失われてゆく若さを惜しむ心があるうちは、気持ちが落ち着かない。
一方では、年齢相応の知性とか、美しさとか、成熟感を極めるべき、と思ってはいますが。
分かっていても、素直に認めることができない、という中途半端な年齢なのでしょうね。