平成31年がやってきました。
が、4月30日までです!
5月1日は新天皇の即位式。
この四ヶ月に何をしますか?
「平成」の時代を振り返る
「平成」というのは「失われた時代」だそうです。
何が失われたかというと、バブルがはじけて景気が停滞したことで経済が成長を止め、社会が混乱した。
つまり、資産、仕事、自信まで失い、国は十分な対策を立てられず、さらに相次ぐ大地震や天災で人々の人生観が変わり、希望や夢が見にくい社会になった。
実際、正規社員の減少、未婚率の増加、40代50代の未婚率のみならず、60代以降の(特に女性の)死別による単身者の増加が顕著になったのが「平成」の時代です。
結果、かつてはあった未来への希望が失われ、生まれるかもしれなかった子供が失われ、家族が失われ、豊かさが失われた、と。
ただそれは、昭和後半の「高度経済成長」時代の反動であり、戦後から長く続いた「幸せな未来」像の崩壊であり、つまりは、長く続き過ぎた「成長」神話にいつか終わりが来る、ということを思い知らされた時期が「平成」の時代であったという、歴史の必然でもあるのです。
かつての「昭和」が持っていた「中流」「幸せ」「平等」「年功序列」「安泰な未来」といった幻想、もしくは夢が次第に失われ、厳しい現実に目覚めた時代が「平成」の時代です。
孤独死が増え、非正規雇用が増加し、未婚の中高年が実家で暮らす。
そんなことが当たり前になった時代。
まさに頑張って働いて幸せな老後を暮らす、という昭和の夢がはじけた時代となってしまった「平成」の時代。
総「中流」から、貧富の差が広がり、どうやらその階層が定着しそうな社会。
老後の資産が不安視され、働ける限りは働きたいと願う人が増えて、ゆとりが失われた時代。
さて、この国の、人々の暮らしはどこに向かってゆくのでしょう?
個人的には子育て、世界は「災」の時代
阪神大震災は1995年、平成7年1月に起こりました。
この年は「地下鉄サリン事件」が3月に起こり、世間に大きな衝撃を与えました。
2001年、平成13年にはアメリカ同時多発テロ。
東日本大震災は2011年、平成23年。
そんな社会で個人的には子育ての時代。
阪神大震災では子供はまだ幼稚園年少で、本人にはトラウマになるほどの記憶はありません。
小学生になると、関西では「神戸児童連続殺傷事件」いわゆる「酒鬼薔薇聖斗」の事件が起こり、子どもの送り迎えの日々が続きました。
このときはPTAの役員も務めて、専業主婦でもあり、小学校中心の毎日でしたね。
ベルリンの壁がなくなり(平成元年)ソ連の崩壊(平成3年)があり。「平成」はそれまでの世界秩序が崩壊しましたし、日本では自民党政権が崩壊、平成5年に細川護熙内閣が誕生。
さらに、
ドラマ「家なき子」「人間・失格」が平成6年。
「銀狼怪奇ファイル」平成8年。「ロングバケーション」も同じ年。
SMAPの時代でもありましたね。
「平成』の後には・・・・
なんと「二度目」の東京オリンピック。
『もはや戦後ではない』として復興を遂げた日本の証であった「東京オリンピック」から56年?
来年、日本はどんな未来のビジョンを示せるのでしょうか?
そしてすでに還暦を超えた我々世代は、今後どんな「老後」を過ごすのでしょうか?
今日2019年1月26日、テニス全豪選手権女子で大阪ナオミ選手が優勝しました。
これは嬉しいニュースでした。
さらに、個人的にはまだまだ夢があり、目標があります。
楽しんで前向きに生きるしかないのですから、そのようにやっていきましょう!!
未来の希望を信じて。