このところ、加齢=劣化と思うことが増えてきました。
例えば、視力、目が疲れやすくなった。
例えば、足下。階段を降りるのがやや不安。
まあこれは、以前に階段から落ちた経験があるからかも。
さらに集中力の低下。読書時間が減った。
体力の低下、反射神経の劣化。
滑舌が悪い。
お肌の劣化。
などなど。
アンチエイジングにも努力はしているつもりですが。
年齢を重ねると成熟するとか。成長するとかいうのは嘘ですね。
もしくは美辞麗句。
そう思いたいだけ。
経験を積んで寛容になったというのは、つまり。適当に折り合いつける術を覚えただけ。
もしくは怒りのエネルギーが底をついただけ。
見かけはやはり大事で。見かけが麗しい人はそれなりに頑張っている人だと思いますね。
加齢と共に、性格が顔に出るようになってきた、とも思います。
特に意地悪そうな人は顔に出ます。
もはや、ごまかせなくなるのですね。
誤魔化すのが面倒で、どうでもよくなるわけですね。
化粧をしなくなるのは、その最たるもので、もう最悪です!
なぜ、女性は特に「劣化」などと言われる?
失礼な話ですよね。
男女の別なく、加齢は劣化につながるのに。
。
ところが、女性の場合。若い頃から化粧に励み、髪を整え、ファッションにも気をつかい、もういろいろと装ってきたのです。
それを続けても、もうあかんわ、と思う時期が来る。
さて、その時です。
すっぱり諦めるか、諦めないか、まあ、そこが分かれ目ですね。
最近、話題のグレイヘア。
誰でも似合うわけではありません。
むしろ、だいたい失敗します。
よほど美しい人か、ファッションセンスのある人でないと。
単に髪染めをやめた人、になってしまって、つまりは「老けた」と言われるだけ。
男性はシルバーグレーとかいわれて。加齢が時には武器になるのに。不公平ですよね。
ただ、女性は若いというだけで大きな武器になりますから。
それを失うと、パワーは半減。
アンチエイジングに励んでみても、さほどの効果はありません。
自分なりに、満足できれば、それでよし。
それでも諦めてしまうよりは良いと思います。
多少の劣化は当たり前、と思うしかありません。
劣化を何で補うか?
一つは精神的な開き直りです。
加齢を「年輪」と置き換えて、仕方ない、と「開き直る」
見かけではなく、「魂」にこそ本質があると、つまり中味で勝負といってみる。
・・・・開き直ってますね!
ただ、やはり悲しみはある。
もう戻らない若さ、体力、瞬発力、・・・・。
ある意味無駄な努力かも、と思いながら続けることの虚しさ。
それでもね、諦めずになんとかして行くしか無い、と自分で決めるしか無い、と思います。
別に誰かと比べるわけではない。
ここ大事ですから!
どんな風に歳をとってゆくのか、自分で決めればいいだけです。
老化は止まらない。
よく言われるように、
『今日が一番若い』のだから。
若い頃と比べての『劣化』など当たり前!
そんなことに拘っても仕方がない。
それよりも、今日、明日をどう生きるかが大事です!
比べないこと、唯一の自分の人生を生きること!
人生100年とか。
まあ、周りを見ると
元気でいられるのは90歳くらいまでかな、と思いつつ。
そこまででも、あと30年弱ありますから。
自分なりに納得できる日々を生きるしかないわけで。
健康で自分で身の回りのことができて、自分の足で歩き、自分で考えて、生きて行く。
できれば仕事をして。
認知症にもならず。
身なりを整えて。
見苦しくなく生きてゆく。
まあ、そんなところでしょうか?