最近コンビニやマクドナルド、ミスタードーナッツなどで働く高齢者が目立ってきました、
「高齢者」と言うよりも中高年でしょうか?
学生バイトは試験や急な予定変更があって、安定した時間の確保が難しく、中高年の方が安定的に働いてもらいやすい、と言えるようです。
私自身はパートで仕事をしていますが、確かに学生の場合、自己都合での予定変更が多く、主婦などの方が仕事のローテーションにしっかり入ってもらえて、安心できます。
私自身はもう長く同じ仕事をいていて、今後も元気な限り続けたいと思っています。
本来、怠けものの私は、仕事があるから毎日緊張感をもっていられますし、お化粧をし、身だしなみを整えて外出する、というのも仕事があるからこそです。
仕事で生活が規則正しく回っています。
もしも仕事をしていなかったら、不規則でだらしない毎日を過ごしているだろうと思います。
私は偶々50代からの仕事を継続していて、新たな仕事探しに苦労してはいませんが、60歳を超えての就職というのは、なかなか難しいという話を聞きます。
そこで、どんな仕事があるのか?
また、そういう仕事をどんなふうに得るのか?
具体的な事例をもとに、まとめてみました。
女性の経験を生かす『家事代行』
いわゆる「家事代行」は主婦の経験が生かせて、ニーズも多く、資格の必要もなく働くことができます。
通常、「家事代行派遣会社」に籍を置いて、仕事を紹介してもらう形が多いでしょう。
交通費はもちろん出ますし、仕事の内容は掃除、洗濯、炊事、庭の手入れなど家事全般です。
基本は先方のお宅に「直行直帰」になります。
1~2時間程度の仕事が多いでしょう、
時給は会社によっても差がありますが、平均すると1000円から1500円くらいでしょう。
各家庭を訪問するので、そこの方との相性もありますし、仕事の内容、さらに。通勤時間など、希望のものかどうかを考える必要があります、
介護ヘルパーなどの資格を取って働く、という方法もあります。
介護ヘルパーの場合、家事というよりは介護保険対象者の「身体介助」の仕事が主になってきますから、入浴介助やおむつ交換など、よりハードな仕事内容になります。
その分時給もよくなりますが・・・。
ただし体への負担も大きくなりますので、60代の方にはあまりお勧めしません。
私の知人で、保険会社を定年退職された女性は2年ほどは家でのんびりしていましたが、現在は「家事代行」で働いています。
やはり仕事をするのは楽しくて、ずっと続けたいと言っています。
「家事代行」の場合はハローワークでの求人もありますし、たとえばタウン誌に求人広告がよく出ています。
かなり以前ですが、そういう面接に参加したことがあります。
7~8人の同時面接で、40代から50代の主婦ばかり、しかも全員有名大学卒で、いまや「家事代行」もなかなかの競争なのかもしれない、と驚いた記憶があります。
この会社では、仕事の都度、「報告書」の提出が義務付けられていて、それも分単位で仕事内容を記入しなくてはならず、私には向いていない、と思ったものでした。
仕事の時間が短く、それほどの重労働でもないので、長く続けることが可能ですから、特に60歳以上の女性にとっては良い仕事だと思います。
健康を保つために仕事ができて、しかも収入になる。
元気なうちは働きたい、という人にはオススメです。
そもそも何の為に働くのか?
例えば年金を受け取りながら働く場合。
年金だけでは生活できない、というシビアな現実もあります。
これまで専業主婦だった人が働きたい、と思う事もあるでしょう。
無理なく、短時間で、長く働きたい、というのが仕事をしたい60代の人の希望ではないでしょうか?
生きがいが得られて、お小遣い程度の収入になれば、ちょっと外食したり、旅行に行ったり、趣味にお金を使うこともできます。
仕事があるという緊張感は、自身の健康管理に繋がりますし。身だしなみへの気配り、オシャレへの関心、社会の出来事や事件といった日々の暮らしの中での様々なことへの興味、さらに知らないことを学ぼうとする意欲にも繋がります。
認知症を心配したり、家で社会からの疎外感を味わうよりも、はるかに心も体も健康になれると思います。
実際、仕事を持つことは、元気な高齢者の特徴でもあります。
もちろん、働く必要がなければ、無理に働く必要はありません。
かえってストレスが溜まるようでは逆効果です。
働く必要があるのか?
何のために働くのか?
しっかり考える必要があります。
仕事は、趣味や遊びではありません。
働きたい、となったら、まずは。友人知人に相談してみましょう。
ある程度の年齢になると、仕事さがしは難しくなります。
まずは、友人知人などあなたをよく知っている人に仕事を紹介してもらえないか声をかけてみましょう。
仕事を探している、ということをアピールしておくことは大切です。
特別な資格が無くても仕事はできる!
家事代行のように、主婦の経験が生かせる仕事はけっこうあります。
『清掃』という括りだけ見ても。マンション、公園、大学、エステサロン、ジムなど範囲が広いです。
私の知人は、自分が興味ある題材、テーマの募集を探して、1000字くらいの文章を書いて収入を得ています。
文書を書くのが好きな人、得意分野があって分かりやすく書ける人には合った仕事ではないでしょうか?
そういうサイトに登録しておくと、仕事の募集があって、自分でこれと思ったものに応募すれば良いそうです。
文書を書く仕事ばかりでなく、タイトルを考えるとか、いろいろな募集があるとのことですから。自宅で仕事をしたい方には、いいかもしれません。
週に2日、一日3〜4時間というパートもあります。
清掃や、お弁当の盛り付け、などですね。
お弁当の仕事は朝早いことが多いので、近くを探すのがいいです。
以前の会社の同僚は、週に2日朝4時か5時頃からお弁当屋さんで働いていました。
働くとなったら、時間や場所など、無理のない範囲で探して、できれば長く働けるような条件のところがいいいですよね。
まとめ
私自身は、やはり収入が欲しいことが一番ですね。
自分のお小遣い分くらいは自分で働いて、と思っています。
またそれが規則正しく生活することにつながっていますし、ひいては健康に過ごせる事にも繋がっているかな、と思います。
とはいえ、昨年は入院もしていますから、いつ何があるかわからないとも感じています。
でも、先のことにくよくよしても仕方ないので、今を楽しみたいと思います。
働けるうちは働いて、ちょっとした旅行や趣味を楽しみ、友人と飲みに行っておしゃべりして。
高齢者の方の家事代行をしながら、其の方とのお話が楽しかったり。
勉強になることもたくさんあります。
また、こんな自分でも高齢者の方の役に立てることが嬉しくもあって、やりがいを感じます。
時には、のんびり隠居暮らしも良さそうだと思いますが、生活のためにも働きたいですね。
フルタイムではないので、自分のための時間もちゃんとあります。
できれば、人の世話にならずに、長く仕事を続けて、長く患わずに、と願っています。
人生100年時代といっても、あと何年あるのかまったくわかりません。
40年近くあるのか、ごく僅かなのか。
それも運命でしょう。
焦らず慌てず、ゆっくり楽しみながら過ごしていきたいものですね!