。。いd知り合いのケアマネージャーさんは70歳を超えました。
元気なうちは仕事を続けたいと言っていて、事実お元気なのですが・・・・。
担当の方、(つまり介護を必要とする要介護のかたたちですね)がたくさんいらして、時間を問わず電話があって、デイサービスの変更の相談などがあるらしいです。
そういう時にも素早く対応されていて仕事熱心な方だなとお見受けしていました。
特に定年の決まりもなく、テキパキした方でもあって、ば頑張っていらっしゃるなあ、と思っていました。
・・・・が、最近、担当している方から「あの方は大丈夫ですか?」という問い合わせがいくつかあったようで・・・。
話がちょっと「とんちんかん」だとか、ちゃんと伝わっていない、とか。
つまりはちょっとボケてきたのではないか?ということですね。
問い合わせをしてきた方も高齢の軽度の要介護者です。
認知症はなく、思考もはっきりしていて、物事をはっきり、というかズケズケと言う人です。
私自身はこのケアマネさんには2年ほどお会いしていませんでした。
そういった電話のためか分かりませんが、今は担当もひとりだけに減っているそうです。
高齢者の目が厳しい?
ある程度の年齢になってくると、むしろ同年代の高齢者の目が厳しくなるように思います。
この場合、かたやケアマネ、かたや軽度とはいえ要介護でケアマネとあれこれ相談が必要。
そういう場合、仕事がそつなくできることをしっかりとアピールする必要があると思われます。
ちょっと頼りない、というような電話があると、会社は担当ケアマネを変更したりしますから。
定年がないぶん、周りに評価されるというのでしょうか、最終的には自分で判断することにはなりますが、自分の判断と、周りの評価が違ってくると、ちょっと困ります。
これはある意味、運転免許の返上と似たところがあります。
自分では、出来る、と思っていても、周りの見る目は違う、という点で。
後輩から見れば、頑張っている先輩ですが、同年代からすると、気になるところが目立つ、というところでしょうか?
しっかりしている高齢者ほど、見る目が厳しいのかもしれません。
「仕事」をしている人に対して求めるものが容赦ないところがあるようです。
まあ、この心理も理解できますが。
本人の自覚次第?
仕事を長く続けられるかどうかは、健康次第とも言えます。
もちろん健康であれば問題はありません。
腰が痛い、とか、視力が落ちてきた、とかはまだしも、膝が痛くて歩きにくい、とか、耳が聞こえにくい、となると、仕事が続けられるのか、やや黄信号がつきます。
とくに難聴。
仕事が対人関係となると、聞こえにくいのはかなりのハンデです。
身体の老化はまあ当然ですから、ある程度は仕方ないことです。
でも、それだけに、逆に「出来ること」をアピールしておかなければいけないでしょう。
ある年齢になっても働き続けるには、本人の努力と、さりげなく自分をアピールする技術?も必要になります。
そこも含めて、働き続けることができる能力、になってくるのではないでしょうか?
ですから、できれば、周りから突っ込まれないように、隙を見せないように注意するべきでしょう。
「引き際」は難しい
例えば、開業医。
引き際は自分できめなければなりません。
そのためか、急に引退する先生が多いです。ギリギリまで頑張って、突然、もう辞めた、となるようですね。
開業医だけでなく、自営業はみんな同じでしょう。
定年がない、というのは自分で引き際を決めるのですから、難しいです。
先のケアマネさんは、担当する人がいる限りは仕事を続けるそうです。
求めてくれる人がいる、というのは、嬉しいですね😃
人生100年と言われますが、100歳まで元気で仕事をするのはたいへんなことです。
それでも、最後まで元気でいたいものです。