昨日知り合いが熱中症で救急車で運ばれました。
突然気分が悪いといって蹲ってしまったそうです。
それまでは元気そうにしていたのに。
後で聞くと、体内の水分量が極端に少なくなっていたそうです。
「家」での熱中症に注意
これはよく言われることですが、喉の乾きを覚える前に定期的に水分を摂りましょう。
冷たいものばかりでなく、できれば常温の麦茶などを。
汗をよくかくならスポーツドリンクも。
エアコンでの冷やしすぎも避けたいものです。
カーテンで日光を遮り、扇風機を使って室内の空気を循環させます。
部屋着はあまり身体を締め付けないものを選びます。
綿や麻のような自然素材のもの、
またはスポーツウエアで即乾性に優れたものがいいでしょう。
こまめにシャワーを浴びるなど、気化熱を利用して体温を下げることを意識します。
入浴時には
必ず入浴の前後に水分補給をします。
ゆるめのお湯で半身浴をしましょう。
熱いお風呂は体を疲れさせて、また身体が熱くなると眠りにくくなりますから。
できれば室内でも体を動かすように意識します。
暑さに体を慣らし、汗をかきやすくするのが大事です。
代謝をよくして、体内の循環を促します。
外に出て、暑さに体を慣らします。
日傘・帽子は必需品です。
飲み物も忘れずに。
無理をすることはありません。
我慢せずに、店舗や公共施設で一休みできるところがあれば利用します。
室内に篭っていると、体もサボってしまって代謝が悪くなったり、体内温度の調節がうまくいかなくなったりします。
あまり外出しないのであれば、簡単な筋トレ、体操などで身体を動かすようにしましょう。
食べ物で熱中症対策
夏は食欲がなくなりがちです。
元気に夏を乗り切るためには、栄養バランスのとれた食事が大切です。
「梅干し」
汗をかくことで、体内の熱が放出されます。
これは体内温度を下げるのに必要なのですが、汗と同時に塩分も出ていってしまいます。
これを補うために、塩分を補給します。
梅干しは、塩分補給とともに、疲労回復効果がありますから、できれば、水分と一緒に意識して摂るようにしましょう。
すいか
夏のくだものにはミネラルがたくさん含まれています。
桃、メロンもそうですね。
食欲がないときも、果物なら食べやすく、水分も摂れますから疲れているときは果物を食べましょう。
バナナ
バナナにはカリウムが多く含まれています。
体内のカリウムが少なくなると、脱水が起きやすくなりますから、しっかり意識して摂るようにします。
ほうれんそうもいいですね。
ビタミンB群
夏バテには「うなぎ」
と昔から言われますが、うなぎにはビタミンB1が含まれています。
これで疲労回復、ひいては熱中症の予防をしましょう。
暑い時は冷たいものばかり食べたくなります。
夏野菜のナスやきゅうり、トマトには体温を下げる効果がありますが、できれば加熱して調理法を工夫してみましょう。
体調維持のためにも、冷たいものばかりにならないように注意しましょう。
まとめ
ここ数年、真夏の気温が上昇しています。
家での熱中症で救急搬送される人が急増しています。
動かずにいると意識されにくいので、時間を決めて水分を摂るなど、喉が渇いたと思う前にしっかり水分補給をします。
食事もきちんと摂って、塩分の補給も意識しましょう。
熱中症は重症になると危険です。
急に気分が悪くなり意識がなくなることもあります。
特に高齢者は要注意です。
水分・塩分を摂って夏を乗り切りましょう。