「一人を楽しむ」には賞味期限がありますよ。

地域で「ただの人」になる セカンドステージ 退職前から…ゴミ出し・回覧板 「身近な友達こそ値千金」

 

こんな記事がありました。

女性はなんだかんだ言っても、ゴミ出しもしますし、町内の役員も回ってきます。

男性はなかなかそういう機会もないでしょう。

 

でも、私の住む地域では、公園のお掃除を取り仕切っているようなおじさんがいます。

 

年末には「火の用心」と言いながら、数人で夜回りをしてくれます。

 

このような地域のつながりはいいなあ、と思いますが、そこに溶け込めない我が家の夫のような男性もいるでしょう。

 

 

 

 

 

地域で友人を作ろう、といいますが。

 

 

「遠くの親戚より近くの他人」

と言いますが、なかなかご近所も敷居が高い、というのか、深いお付き合いにはなれないものです。

 

年齢も家族構成もさまざま。

話題も共通のものが少なく、お天気やご近所の話程度。

顔は知っていますから挨拶くらいはするものの、そのくらいのお付き合いで終わりです。

そのくらいで十分という気持ちもありますしね。

 

ただ、そう思うのも、自分自身がまだ仕事をしていて、職場での人のつながりがあるからかもしれませんね。

 

 

一人を楽しめる年齢にも限度がある

 

 

「おひとりさま」

という言葉があります。

一人で食事に行ったり、飲みにいったり、

旅行に行ったり。

それも楽しいものです。

でも、一人を楽しむにしても、体力、知力、行動力が必要です。

 

ある高齢の方が言っていましたが、一人でタクシーに乗ると、遠回りされたり、途中で降ろされたり、不愉快なことが多いそうです。

 

また、一人暮らしで話をしなくなると認知症が進行する、という心配もあります。

 

この段階ですでに「一人を楽しむ」どころではなくなっているわけです。

 

また「一人暮らし」の高齢者になると、健康の問題もあって、「孤独死」を防ぐ、という問題も出てきます。

 

こういった問題を解決する一つの方法が地域で友人を作ることになるのでしょう。

 

 

「地域」も「老人ホーム」も同じこと

 

 

例えば、高級老人ホームで食堂での食事風景を見ると、

ひとりでやってきて、一人で食事をして、新聞等を読み、会話をすることもなく戻ってゆく方がいます。

特に男性に多いですね。

 

これはきっと地域で自宅に住んでいても同じことでしょう。

 

自分から口を開かなければ、会話の相手さえできません。

 

まだ奥さんがいればなんとかなりますが、ひとりになってしまったら、頑張って話し相手を作るほうがよさそうです。

 

 

まとめ

 

 

考えてみると、たしかに「ひとり」を楽しむにも、体力が必要ですね。

経済力も必要です。

 

もしもあと30年も寿命があるとしたら、(20年でも十分ですが)その年齢までシャンとしていられるものかどうか、全く自信がありません。

 

健康寿命と平均寿命の差は女性の場合10年以上といいますから、最後の10年はどうなっていることやら。

 

せめて今から、手を使い、足を使って「健康寿命」を伸ばす工夫をしなければ

 

プラス話し相手作り?

 

「ひとり」が楽しめる間に、楽しんでおきたいし。

 

そこも大事です!

 




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