カレーは暑い時でも食欲をそそるものですが、素晴らしい効能があることをご存知でしょうか?
カレーにはたくさんのスパイスが入っています。
たとえば、カレーの色を出す「ターメリック」は漢方でいうところの「ウコン」ですね。
これは「脳」の衰えを抑えてくれる重要な役割を持っています。
カレーのスパイスの効果
さきほどの「ターメリック」は肝機能の低下や腰痛・肩こりに効果的。
ジンジャーやガーリックは、冷え性、疲労回復に。
シナモンやナツメグは、ストレス、不眠に効果あり。
そのほかコリアンダー、マスタード、クローブ、ペッパーなどもそれぞれに効能が違っています。
これらから期待できるのが、
食欲の増進、消化作用の促進、新陳代謝の促進、
自律神経調整作用、中枢神経刺激作用、抗菌活性作用
などです。
この中でも「新陳代謝の促進」
これは年齢とともに代謝が悪くなってゆ悩みを持つ方には魅力的な言葉です。
スパイスの効果で血流がよくなって、新沈代謝がアップします。
発汗作用もありますから、さらに代謝を助けてくれますね。
ビタミン・ミネラルをしっかり摂取する
また、特に夏は食欲がなくなりがちです。
そうめんやうどんなどばかりになっていませんか?
炭水化物が多くなって、ビタミン・ミネラルが不足しやすいのです。
そんなとき、カレーならば野菜をたくさん入れて食べることができて、栄養バランスが良い食事をこのひと皿で摂れますから「夏バテ」解消にもぴったりです。
もちろん夏ばかりでなく、冬の寒いときには、風邪予防、冷え症の改善にも効果があります。
子どもも大好きなカレーを、優れた効能に注目して疲れたとき、食欲がないときに、野菜をたっぷり入れて召し上がれ。
「抗酸化作用」にも注目
ターメリックやジンジャーには「抗酸化作用」があります。
「抗酸化作用」
は、老化が気になる人にとってはまさに魔法の言葉。
サプリメントに頼るばかりでなく、日頃から食事を意識しておきたいですね。
つい間食をしてしまう人にはおやつにアーモンド。
ナッツ類には抗酸化作用があります。
ただしカロリーもけっこう高いので食べ過ぎないようにしましょう。
まとめ
最近は「夏ヤセ」が少ないらしいです。
暑さで食欲がない、と言いつつ、熱中症対策で飲み物はたくさん摂っていますね。
このときスポーツドリンクにも意外に糖分が入っていますし、いつも同じ味では飽きるので、甘いジュースも飲みたくなりますから。
思っている以上に糖分を摂ってしまっているのですね。
そのあたりも意識するだけで違ってきます。
野菜たっぷりのカレーで、元気に暑さ・寒さを乗り切りましょう。