沢田研二さんは69歳だそうですね。
ネットのニュースで白髪、ややお腹が出た写真を拝見しました。
ザ・タイガースは、私が中学生くらいのときが全盛期だったでしょうか?
「ジュリー」はおそらく初めての『美しい男性』でしたね。
「ジュリー」ファン時代
と言ってもライブには行ったことがありませんでした。
レコードは全て買い、雑誌も結構買っていましたが、地方都市の中学生には、GS,のライブは遠くの世界でした。
樹木希林さんがドラマで「ジュリー!」と叫んでいたのは、ジュリーがソロになってからでしたね。
その頃はもっぱら歌番組でジュリーを見ていました。
「ベストテン」もほぼ常連だったのではなかったでしょうか?
マッチ(近藤真彦)とトップを争っていた時代もありました。
その後、鮮烈に覚えているのは、吉田拓郎さんの番組「LOVE LOVE 愛してる」に出た時のジュリーです。
拓郎さんが当時スターだったジュリーの話をしていましたっけ。
このとき、ジュリーはおそら40代後半か50代の初めくらい?
若い頃とはちがって、ちょっと太り気味だったような・・・。
遠くからでしたが、ずっと見てきました。
初めてのライブは「ザ・タイガース」再結成
ようやく生でジュリーを見たのは「ザ・タイガース」再結成コンサートです。
もう二度と見られないと思ったピーがいて、トッポとサリー、タローがいて。
素敵なコンサートでした。
このときの、不思議な「同時代感」というのか、同じ時代を生きてきた、という感覚が新鮮でもあり、嬉しくもありました。
そして、初めての生ジュリーの歌声がまた素敵で。
長く歌手として歌ってきた歴史がこのように生きているのだなあと、つくづく思ったのでした。
「劣化」ではなく「成熟」
最近「劣化」という言葉をよく聞きます。
某歌姫が「劣化」した、とか、いろいろ。
若くてピチピチしている時は本当に短くて、
年齢とともにみんな変わってゆくのです。
肌や体型を比べたら「劣化」になるかもしれませんが、それは当人にとっては全く失礼な言葉。
たとえば素敵なジュリーの歌声のように、時間とともに成熟してきたところがきっとあるはず。
そういう部分がなければ、ここまで時間をすごしてきた意味がない。と思います。
69歳のジュリーは、69歳の自然体で、でもやっぱり素敵だと思う。
自然体、といえるほどに達観出来てない自分は、まだまだ迷いながらフラフラしていますが、
・・・・でもねえ、
やっぱり出来ることなら酸化も糖化も防ぎたい。
・・・・客観的に見れば、さすがに年齢は感じますね、自分自身。
そんな時に、ジュリーを見ると、自然体がいいのかな、と思ったりもするわけです。
気持ちのバランスがなかなかうまくとれないなあ。