化粧品とアンチエイジング

 

 

「アンチエイジイング」化粧品は効果があるのか?

これを考えてみましょう。

コラーゲン配合、ヒアルロン酸配合の化粧水やクリーム、美容液は効果があるのでしょうか。

 

 

皮膚組織は直接コラーゲンを吸収しない

 

 

 

 

「表皮に塗られたコラーゲンやヒアルロン酸が、皮膚の奥に浸透して機能することはありえない」そうです。

 

低分子コラーゲンとか、コラーゲンペプチドとかでも無理なものは無理のようです。

 

しかし、コラーゲンでお肌がつるつる、って確かに思うのですけれど・・・。

肌からは浸透しないとしても、食べ物として摂ればいいのでは?と思いますが。

 

「美の秘密はコラーゲンドリンク」とか言われてますし。

 

・・・・が、化粧品は表皮までしか届きませんし、コラーゲンドリンクなどの食べ物は分解されて
アミノ酸として体内に吸収されるために、コラーゲンの原形を失ってしまうそうです。

 

吸収されたアミノ酸が、体内でビタミンCや鉄分に助けられて、コラーゲンを生成するのであって、
食べたコラーゲンがそのまま使われるのではないのですって。

 

気持ち的には、コラーゲンを摂れば安心、と思うのです。

だって年齢と共に減少する、と言われるじゃないですか。

 

結局、何を食べるかに関わらず、アミノ酸、ビタミンC鉄分が体内でコラーゲンを生成する、と。

つまりは、「バランスのよい食事」という定番のフレーズに行き着くわけです。

 

・・・それでも、どうせ摂るならコラーゲンが入っている方がいいような気がします。

 

なんとなく拘りたい気持ちが残る「コラーゲン」です。

 

 

化粧品の役割は「保湿」と「紫外線カット」。

 

 

化粧品では肌の若返りとか再生は無理でも、老化を遅らせるための肌の保護、「保湿」はできます。

 

表皮の乾燥を防ぎ、保護するのです。

その役割であれば、コラーゲンやヒアルロン酸は有効である、と言えます。

 

さらに「保湿」のためには、たとえば化粧水ならバシャバシャ使うこと。

これけっこう大事です。

TVで、なんでしたっけ?美肌?芸人?かなにかで、みなさんバシャバシャつけていましたね。

 

それだけ「保湿」は大切です。

皮膚表面からの細菌や化学物質の侵入を防ぐバリアとして水分や油分が必要なのですね。

また、洗顔の方法にも気を配りましょう。

「泡」で洗う、ということですね。

特にオイルタイプのクレンジング剤は、界面活性剤が多く含まれているらしいので注意します。

 

もうひとつ、化粧品の役割としては「紫外線カット」があります。

アレルギー反応が起きないかどうかをしっかり確認した上で日焼け止めを使用しましょう。

 

 

まとめ

 

化粧品とくに基礎化粧品に求めるのは「保湿」効果。ということは納得です。

コラーゲンもヒアルロン酸も、「保湿」という意味では効果がある、と。

 

しかし、アンチエイジングについては、まだまだ分からないことが多いようです。

サプリの効用も十分に解明されてはいないようです。

 

まあ、今できることをしておくしかありませんね。

 

参考文献・「妻の化粧品はなぜ効果がないのか」
北条元治・著

 

 

 




 

 

 

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