一人暮らしの方が亡くなって、気づかれずにいた、という報道があると、気になるのは離れて暮らす親の安否です。
今、高齢者住宅にだいたい設置されているのが、トイレなどの「移動感知」センサーです。
人が移動しているのを感知するセンサーで、ある一定時間感知がないと異常を知らせるのです。
一人暮らし高齢者安否確認システム「人感センサー基本セット」
これはamazonで販売されているものです。
商品説明は以下の通りです。
- 日本製の商品です。月々の管理費用、経費は要りません。
ご自分で簡単に設置できる買取式の独居老人高齢者安否確認通報装置です。 - 長時間、室内の人の動きを感知する人感センサーから1度も無線信号が送られてこなかった場合にシステムを設置したご家庭の電話回線を使ってご家族の方の携帯電話などへ自動的に警告アナウンスを流します。
- 人感センサーは生活サイクルに合わせて、普段おいでの居間や寝室、よく行き来する廊下や玄関、台所などに設置してください。
- 自動電話通報機能。既設の固定電話回線を一次的に使用して登録された電話番号へ自動コールします。
使用できる電話回線-アナログ回線、ISDN回線、 - ADSL回線、NTT光電話。
- 安否確認システム専用の電話回線やインターネット回線は必要ありません。
これは自分で設置できる、買取タイプのもので、月額の費用がかからないものになります。
月々の費用を払うサービスもあります。
たとえば、毎日電話で安否確認をしてくれる「お元気ダイヤル」
セコムの安否確認サービスもあります。
「安否確認」は企業が社員の安否確認をするための、地震など大規模災害のときのシステムとして上記セコムのような会社で企業の提供されてきました。
それが高齢者の安否確認という「家庭」で使えるシステムとしても需要が増えてきて、さまざまなサービスが生まれています。
「見守り」というシステム
高齢になっても、一人暮らしをしたいと望む人は、(自分の母親がそうですが、)過度に心配されずに、自由に自分のペースで暮らしたい、と思っています。
ですから、管理会社によって毎日安否確認の電話がかかるのは嫌う傾向があります。
あまり「管理されている」と意識せずに、普通に暮らして欲しいとこちらも思いますし、また、そうでなければ、「一人暮らし」の意味がないようにも思います。
トイレのドアの開け閉めを感知するだけなら、「管理」されている感覚は少ないでしょう。
いわゆる「見守り」
安心感はあるけれども、負担ではない。
この感覚が大切だと思っています。
まとめ
時々母に電話をするのですが、出ないことがあります。
何かあったのではないか?
倒れているのでは?
と急に心配になります。
・・・が、「買い物に行っていた」とか「昼寝していた」とか、これまではそんな調子です。
”たよりのないのは無事な証拠”
「移動感知システム」は、けっこう安心感を与えてくれます。
母自身のためにも。自立して一人暮らしを続けることはいいことだと思っていますから、できる限りは続けたいと思っています。