88歳の母に乳癌さらに肺がんが発見されました。
現在抗がん剤で乳癌の様子をみているところですが、少なくとも抗がん剤の副作用はほとんどないようです。
最近のニュースで、高齢者のがん治療について、基本となるガイダンスさえできていない、とありました。
また、75歳以上の高齢者では「治療しない」という人が30%でしたか、いらっしゃって、高齢者の場合、手術や抗がん剤治療が延命につながるのか、疑問を感じています。
年齢というよりも、「体の状態」で医師が判断
おそらく、これが今のところ一番尤もと思われる考え方でしょう。
こちら。
これは、静岡がんセンターのHPです。
改めて、高齢者については、しっかりしたデータがないということに驚きますが、少なくとも手術をする必要があるのかどうか、むしろデメリットの方が多いのではないか?と素人考えですが、思ってしまいます。
例えば、こういう記事もあります。
これは週間現代の記事のようですね。
ここでは「60歳以上」が対象になっていて、「高齢者」というよりも、もはや自分自身のこととして考えなければいけないことなのだ、という危機感を持ちます。
特に「がん治療」については、手術、抗がん剤、といったこれまでの治療法がさらに進化し、見直されている状況でもありますから、たとえば手術が本当に「延命」になるのか?
それもただ「延命」ではなく「生活の質」を保つことに重点をおけば、別の選択肢があるだろうと思います。
70歳80歳を超えればなおのこと、病院で動けないまま最期を迎えるようなことにならないように、と願うのが当たり前ではないでしょうか。
しない方が良い手術・検査
個々の状態によって医師が判断する、ということもあるでしょうが、少なくとも、高齢者がしないほうが良い手術、する必要がない手術や治療についてはガイダンスが必要でしょう。
医師の個々の判断では、患者側に十分な説明がされるかどうか分かりませんし、手術をしない場合には、どんな対処ができるのか、何よりも患者にとって分かりやすい説明が必要です。
まとめ
私自身は、母の手術には反対なのですが、基本的には母が決めることだと思っています。
これまで、自分の足で歩き、料理もして、身の回りのことは全て自分でしてきた母です。
88歳まで大きな病気もぜすに、元気に暮らしてきた母です。
元気で長生きして欲しいと願うばかりです。