これまで、保険は嫌いでしたが、配達をお願いしているコープさんから、保険を勧められて、そう言われても加入できないのではないか?と思い当たりました。
もしも保険に入るとしても、入院の保障があれば十分かなあ、とは思っていましたが・・・・。
そう頻繁に入院するわけでもなく、年齢が上がれば保険料も上がるので、むしろ貯蓄しておく方が良い、と自分の親にも言ってきたことを思うのです。
そもそも保険は必要か?
そこがずっと疑問でしたから、「加入できない」事態になったことはそこで迷う必要がなくなったわけで、歓迎するべきかもしれない、と思っています。
保険のメリットとデメリット
若い時は保険料が安く、死亡保障も十分用意できます。
子どもが小さいうちは、家族のためにもある程度の保険は必要でしょう。
ところが、40代50代になると特に更新型の定期保険は保険料が倍ほどにも上がります。
この時点で、保険を見直して、保障額を小さくしたりするのですが、本当に保険を継続したいのであれば、保険料があがらない終身タイプの保険にするべきでしょう。
とはいえ、今後何歳まで生きるかなどは、誰にもわかりません。
ですから、保険料の負担が続く「終身払い」ではなく、保障は終身続くけれども、支払いは60歳までとか、65歳までとかの、保険を考えるべきです。
今は保険料を安くするための「掛け捨て」保険が多いですが、共済などの保険料が安いものはともかく、そうでないものは、入院のリスクが大きい人以外は、貯蓄に回すほうが、合理的ではないでしょうか?
本当に「保険」は必要なのかどうか、考えてみるべきでしょう。
入院しても、、個室に入らなければ、費用はさほど高くはなりません。
個室ベッドの差額がなければ、医療費は高額医療制度によってかなり支払いが減額されますから。
個室ベッド代金は高額医療制度の適応外ですから、安くはなりません。
実際の支払いは「健康保険」で十分カバーされます。
65歳以上になると「介護保険」も利用できますから、医療費・介護費用ともに、そう大きな負担ではありません。
60歳からの生活について、貯蓄はこのくらい必要、といった試算がよく出ていますが、ウン千万円の貯蓄ができる人は多くはないでしょう。
また、子どもの離婚、失職、もしくは未婚、引きこもり、など、予想できない出来事もあります。
貯蓄があれば安心、ということでもありません。
不測の事態に対応できるように、少しでも自分なりの収入の道を確保しておくべきでしょう。
「貯蓄」に頼るよりも、自分でなんとかなる収入の道を確保しておけば、決まった額の貯蓄でやりくりするよりも自由が利きます。
100歳時代には「貯蓄」よりも「仕事」
もしくは、「仕事」に繋がるスキルです。
何ができるか?
どんな仕事なら続けられるか?
できれば、雇用されるのではなく、自分でやっていけるものが良い。
手作りのものを販売する、とか、何かを教える、とか、資格を取るとか。
つまりは「現役」でいることが大事だな、と思っています。
健康のためにも、精神的にゆとりを持つためにも、「退職」とか「隠居」とか言っていられない、ということですね。
なんにしても「生ききる」のが大事。
自分の力で生ききることができてこその「人生100年時代」だろうと思います。
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