最近では珍しく読み応えのある記事を見つけました。
長いですがこちらです。
坂本龍一 66歳。
2014年に中咽頭がんになり治療に専念。
その後現場に復帰。
「音楽」は空気や水のように「ないと生きていけない」ものではない
「音楽は余裕の証。世界も救わない」
と言いつつ、
「アウトプットしないと生きていけない(苦笑)」
身体は衰え、ピアノもヘタになって、
「死に向かう階段を降りるときですら、発見があり、喜びがある」
「このプロセスを楽しんでいるのかもしれない」と。
誰の人生も一度きりの大切な時間だけれども、それが消えても世の中は動いてゆく。
だからと言って、ひとりの人生が軽くなるわけではない。
「老い」とは何か?
若い頃には見えなかったものが見えてくるのだろうか?
人生をもっと楽しみ、もっと味わいたい。
きっと「今」だからこそ分かることがたくさんあるのだろう、と思います。
上記の言葉と同じく、演劇、あるいはエンターテイメントそのものも、世の中が平和であってこそ成り立つもの。
常に「なくてはならないもの」ではありません。
優先されるのは、まず生きること。
それが確保されたのちの「ゆとり」が、人生をもう少しだけ豊かにするのかもしれません。
結局は「好奇心」
そこに何があるんだろう?
老いゆく道にも、見知らぬ花が咲いていたり、降りるだけの坂道にも面白いモノを見つけたり。
そんな風にして楽しみはどこにでも発見できるのでしょうね。
自分にその気がありさえすれば。
つまりは気持ちの持ちかたで。
このところ、自分もそうですが、身内に様々な病気が発見されて、それだけ年齢や老化を強く感じます。
病気も含めて人生の景色はまだまだこれからいろいろあるのでしょう。
なかなかの起伏に富んだ道になりそうです。
それはそれで、ただ先に進むしかないのでしょう。
ですから、元気を出して行きましょう!!