90歳の母は、急激に衰弱して、現在入院中です。
乳がんの腫瘍が目に見えて大きくなって、左側に腫瘍があるのですが、その影響で、左手がかなり浮腫んでいます。
電話で話をする限りでは、以前と少しも変わらない母でしたから、入院したと聞いてもすぐに退院できるだろうと思っていました。
90歳の母の入院
・・・・しかし、病院に行ってみると、母と同居している弟から、写真を見せてもらっていた通り、痩せて、入れ歯も外しているので、見知らぬ人のようで。
悲しみというよりも、「戸惑い」ばかりを感じたのでした。
母は痛み止めの薬の為か、意識がなくて、呼びかけても反応がありません。
お医者さんは、今月いっぱいかもしれないと、おっしゃっていて。
これは覚悟しておかなければならないな、と思ったのでした。
私は関西に住んでいて、母と弟は埼玉県です。
病院の見舞いから帰ってきて、電話やメールをチェックしながら、その時がいずれ、やってくるのだろうと思っています。
弟のガン転移
・・・・しかし、母の事以上にショックだったのは、5月に大腸ガンの手術をした弟が、検査の結果、肺と肝臓に転移が見つかったということ。
まだ50代の弟ですから、当然自分よりも長生きするものと思っていました。
弟は2年十ヶ月くらいが、治療の結果の余命らしいと言います。
セカンドオピニオンを求めて予約しているそうですが、ガンの治療は様々。
抗ガン剤治療ばかりでなく、いわゆる代替え治療もあります。
ガンと闘うというのか、簡単には負けてほしくないと思っています。
ガン、というよりも、健康を保つ為には、ビタミンCとも私は思っています。
自分自身、ビタミンCをサプリメントで摂っていますが、ここ数年、インフルエンザにも風邪にも罹りません。
これはビタミンCの効果ではないか、と考えています。
実際ビタミンCの大量摂取というガン治療の方法が注目されています。
とは言え、ガン治療は日々進んでいるようで、何が良いのか、症状にもよりますし、一概には言えません。
ガン家系?
父もガンで亡くなっていますから、自分もいずれはそうか、と思っています。
夫の父もガンでした。
特に神経質になってはいませんが、気持ちの上で負けたくないとは思っています。
早期発見で手術後元気に過ごしていらっしゃる方も多いですし、こればかりは予測がつかない事ですから、健康診断を続けながら、なんとか元気にやっていければ良いなあ、と。
しかし、年齢のせいか、「死」が身近なものに感じられます。
なんというのか、向こうにあるものではなく、すぐ隣にあるもののようで。
自分で選ぶ日々
ガンの場合は、自分の死の心構えができる、とよく聞きます。
たしかに母も認知症の欠片もなく、しっかりしていました。
そういう母を尊敬しています。
できるなら母のようでありたいと思います。