最近特に感じるのが「集中力」の減退です。
これは、特に読書において。
まず本の選択で、文字が比較的に大きいもの、またさほど長編でないものを選ぶ傾向が強くなってきました。
さらに1時間くらいが限界?
本にもよりますが、よほど夢中になれない限りは30分から1時間くらいでギブアップです。
集中力は年齢とは関係ない?
年齢のせいかと思っていたのですが、そうでもないらしいですね。
集中力は「脳」の働きと関連していて、脳全体に栄養と酸素供給が出来ていないと血流が悪くなって、集中力も低下するそうです。
体力不足、身体機能の低下、疲れやストレスが重なってさらに血流が悪くなるようです。
しかし、それを年齢のせいだから仕方がない、と思ってはいけないのです。
脳は年齢と共に衰えるのではなく、五感を使ってバランスのとれた刺激を与えれば80歳でも90歳でも活性化するらしいです。
集中力にはスタミナが必要、低「GI」食品を!
つまりは、栄養と運動です。
エネルギー源としては、タンパク質、脂肪、糖質ですね。
脳にとっては「ブドウ糖」が大きなエネルギー源です。
炭水化物はエネルギーのもと。
よく知られたことではありますが、糖質は摂りすぎると動脈硬化の原因になりますし、肥満や糖尿病の原因にもなります。
そこで大事なのは「GI」
つまり「グリセミック・インデックス」です。
これは、食後血糖値の上昇度を表す数値です。
数値が高いほど血糖値が上昇します。
従って、「GI」が低いものを選ぶことが大切です。
具体的には、
うどんより「そば」
白米より「玄米」
食パンより「ライ麦パン」
白砂糖より黒砂糖。
糖分はバナナやはちみつから摂るほうがいいのです。
パンのGI値は70、米は55~58、パスタは32~43となっているので、パンよりはパスタがいいですね。
ビタミンB群も必要
糖質や脂質からエネルギーを取り出すには、ビタミンB群が必要になります。
ビタミンB1はウナギ、大豆、豆腐、などから、ビタミンB2は、ホウレンソウ、牛乳、チーズなど
から摂れます・
ビタミンCはストレスに対抗するために、カルシウムは神経伝達をスムーズにするために必要です。
こうしてみると、いわゆる「生活習慣病」を防ぐ食品とほとんど同じですね。
炭水化物なら「玄米」か「パスタ」
バナナ、はちみつ。
大豆食品。
カルシウム、ビタミンC.
食生活が非常に大きなウェートを占めることが分かります。
健康のために、「脳」のためにも、食品選びは大事ですね。