とある雑誌では
けっこう周期的に「薬」をめぐる特集がされています。
今週もそんな記事を読みました。
たとえば、
「4種類以上の薬を出す主治医は信じるな」とか。
確かに高齢者の「薬」の量には驚きます。
薬で治るのではない?
血圧を下げる薬があります。
これで高い血圧が下がったからといって、健康になったわけではない、ということです。
「生活習慣病」は生活習慣を改めない限り改善されないのですから。
糖尿病の薬も然り。
血糖値を下げすぎると却って危険らしいです。
コレステロールの薬も必要なのかどうかは疑問らしい。
そもそも、コレステロールの基準値は高齢になるにしたがって上がるらしいので、200超えでもいいらしい。
こういうことから、むやみに薬を飲むのは考えものだ、と。
それどころか、たくさんの種類の薬を飲むことでの「副作用」については、ほとんど研究されていないらしいのです。
せいぜい3種類の薬の副作用を追うので精一杯で、それ以上の種類になったらほとんどわからないそうで。
まあ、それはそうでしょうね。
素人考えでも、山盛りの薬を持ち帰る人を見て心配になりますから。
薬の副作用で別の症状が出ているのを、新たな病気と考えて新たな薬が出される、という悪循環。
もう極力、自分で自分を守るしかありません。
長期にわたって服用するような薬は飲まない、
その前に、お医者さんに行かなくてもいいように、元気な身体を作っておくことが大事です。
まさに「生活習慣」を見直して、食事と運動に気を配り、手と頭を使って自分のことは自分で
やってゆく、この心構えが必要です。
と言いつつ、サプリメントには頼ってしまうのですが。
まとめ
要するに「薬」で健康になる、とか「長生き」できるという根拠はありませんよ、という記事のようです。
日本人は薬が好き、
さらに日本の保険制度によって薬は小さな負担で手に入るけれども、実は莫大な医療費がここで消費
されていることをもっと考えるべき、ということにも繋がります。
健康で過ごすためには、健康な生活をして、自分自身を改善しなければならない、という当たり前といえば当たり前のことが大事。
この雑誌の中で製薬会社の営業の人が言っていました。
「薬には副作用があって当たり前」
効く薬には副作用もあるそうです。
しかし、それならそうと、医師も患者も意識するべきでしょうし、多くの種類の薬を同時に服用
するべきではないでしょう。
それでも薬はきちんと服用する真面目な人が多いと思います。
(私の母もそうです)
せめて長期間にわたって薬を飲み続けなくてよいように考えてもらいたいものですし、薬に
たよってはいけない、という意識を持つことが大事です。
自分の体です。
自分で健康体にしていきましょう!