以前に「滑舌の悪さ」を感じるようになった、という話をしました。
仕事柄、人と話をすることが多いので、滑舌の悪さを感じると、かなりのストレスになり、焦るとかえって口が回らなくなる悪循環に陥っていました。
効果がある改善方法とは?
たちえば、ネットでは
「腹式呼吸」がいい、と言われています。
これは滑舌のためではなく、どちらかといえばダイエットのために実行していますが、滑舌に効果があるとは思えませんでした。
また、原因が
脳血管障害や、
歯が抜ける、
といった明らかなものではないので、舌や口の廻りの筋力の低下だろうと考えました。
滑舌トレーニング・早口ことば
結局、早口ことばが一番効果がある気がします。
「生麦。生駒、生卵」とか
「赤巻紙 青巻紙 黄巻紙」とか。
「早く」というよりも「はっきりと」を意識して繰り返すのが良いと思います。
相手にちゃんと伝わることが一番大切です。
聞き返されるかなしさ
こちらが言っていることを聞き返されたことが何度かあります。
これは悲しくて情けないものですね。
電話ですと、こちらも意識してまずは「伝わる」ように話すので、なんとかなるのですが、対面ですと、逆に焦ってしまって早口になって伝わらないことになります。
この「焦り」は今まで感じなかったことです。
「滑舌が悪くなった」という意識が「焦り」を生み、その自信のなさが表れて、余計に話ができなくなるのです。
ですから、「早口ことば」を繰り返すことで自信を持つことが大事なのです。
「加齢」を意識するのは自信のなさの表れ
滑舌ばかりではありません。
お肌の「たるみ」だったり、「シミ・シワ」だったり。
足元の覚束なさや、物忘れ。
そういうものを意識するようになり、これは「加齢」が原因だろうか、と思う。
その根底にあるのは「怖さ」です。
「老いる」ことへの怖さ。
自分が変わってゆくことへの怖さ。
これまで何の疑問もなくできていたことができなくなり、忘れるようになり、鏡を見ればやはり年齢を思わざるを得ない自分を知るのです。
自信がなくなり、これからの日々が不安になります。
そういう思いを抱えながら、それでも落ち込むのは嫌。
誰もが通る道なのだから、と自分を励まし、「加齢」によって得られるものを探そうとします。
・・・・でも。この先には「諦め」しかないのではないか、ともちょっと思うのです。
こうありたい、という自分を、ちょっとずつ諦めてゆくのだろうか、という不安。
まとめ
美魔女になりたいとか、若作りしたいとか、そういうことではないのです。
その年齢なりの魅力があればいいと思います。
「加齢」など思わずに、好きなことをして、趣味を広げ、もっと学んで知識を得て、頑張っていこう!と思えばいいのかもしれません。
でも事実として、肉体は衰え、無理がきかなくなり、疲れやすくなって、今までと同じではないのです。
よく言われているように、筋肉にしても何にしても、坂道を転がるように衰えてゆくのだから、せめて「現状維持」を目指しましょう!
ということになるのでしょうね。
肉体は老いてゆくとしても、その怖さはあるとしても、気持ちだけは自分で持ちようが決められる。
と思うしかありません!!
きっと明日は明日の風が吹くのですから。
その風に吹かれて、やっていきましょう。
こちらも参考までに。