今日の「あさイチ」で「親のお金」についての特集がありました。
親がどのくらいのお金を持っているのか、預貯金やローン、負債も含めて知っていますか?
これに対して、多かった答えは、「聞きたいと思うが聞けない」というもの。
親世代の方は、「聞かれれば答える」というもの。
どちらも、聞きにくい、言いたくない、ということであまり触れたくない話題のようです。
私の親の世代となると80~90代です。
認知症も気になりますし、介護状態にいつなるかわからない、予測がつかない状態になっています。
「経済的虐待」?
親の財産を勝手に使ったり、あるいは子が管理して親に使わせなかったりするのを「経済的虐待」と
いうそうです。
こういう言葉が出てくるあたりに、お金については親子といえども難しい問題があると分かります。
子どもが予想もしなかった親の困窮ぶりが明らかになったり、親の預金の暗証番号が聞けなかったり。
親のお金は親が好きなように使ったらいいとは思いますが、入院することも、家では介護が難しくなって施設に入ることもあるでしょう。
そういう資金は用意しておいて欲しいと思いますし、そんな状態で認知症になったらどうすることもできませんから、せめて委任状も含めて、必要な場合には子が親の財産を管理できるような体勢を作っておかなければならないでしょう。
子どもからは聞きにくいというのであれば、やはり親の方から子どもに託すべく準備をしなければ
なりません。
もしも子どもに託すことに不安があるのなら、後見人を正式に決めるとか、何らかの形をつくっておくべきです。
「子」の立場としては、少なくとも入院や施設への入居への備えをしておいてくれれば、と思います。
そういうことを親と話し合う機会を作ることが一番大事ですね。
「親」としての立場
「子」であると同時に「親」でもあるわけですが、子どもはまだ学生。
かつ自分たちは、まだまだ現役と思っているので子どもに託すという気持ちは今はありません。
もしも夫婦どちらかが病気になったとして、どちらかがなんとかするだろうと思っていますし、万が一どちらかが先に逝ってしまったら、そのあとで、子どもと話し合うことになるのではないか、と思っています。
しかし子どもはひとりだけ。
できれば、親のいなくなったあとの始末に、負担をかけたくはありません。
家のこと、老後は「老人ホーム」のような安心できる住まいに移るのか、ということも考えながら、これからは物を片付けながら、もっとシンプルな生活にしていかなければ、と思います。
まとめ
今後の日本は人口が減少してゆくでしょう。
現在の(近辺の)空家の多さをみても、住宅の問題は徐々に改善されてゆくのではないかと思われます。
それでも先のことはわかりませんから、自助努力は必要です。
一方で、予想外のことが起きるのも、また人生。と考えれば、計画は狂うもの。
まあ、とりあえず、出来ることを粛々とやってゆくのみです。
健康で生き生きと暮らしていきましょう。
柔軟に物事に対応できるように、心も体もストレッチを続けていきましょう。