ビタミンDは摂るべきサプリメントのひとつ。
というのは以前に読んだ「お医者さんが勧めるサプリメント」という本にも書かれていました。
そこですでに、
ビタミンDの効果として、骨粗鬆症、筋萎縮、ガン、心筋梗塞、などのリスクを低下させる、とされていました。
以来なんとなく気になって「ビタミンD」をサプリメントで摂っています。
サプリメントとしては、
DHA・EPA
ビタミンC、E、A
ビタミンD
を摂っているのですが、必要なサプリメントを改めて考えてみたいと思います。
ビタミンDが不足すると
血中ビタミンD濃度が低い人は高血圧発症の危険が高いという研究結果がでているそうです。
さらに、脳や心血管病のリスク。
心不全、狭心症、メタボリックシンドロームなどのリスクも高くなるそうです。
また、ガンの中では、特に大腸ガン、乳ガン、前立腺ガン、肺ガンについてビタミンDの有効性が臨床結果に出ているとのことです。
ビタミンDが予防に効果的であるとされている疾患として、
慢性腎臓病、
糖尿病、
自己免疫疾患、
関節リウマチ、
全身性エリテマトーデス
炎症性腸疾患
多発性硬化症
感染症、
骨粗鬆症、
精神疾患、
うつ病、
統合失調症、
アルツハイマー型認知症、
パーキンソン病
などが挙げられています。
このように、各器官に働きかけて,健康な生活機能を保持するために、欠かせないビタミンDはもはや「長寿ホルモン」と言える、という結論に達するのです。
では、ビタミンDの摂取量は?
ビタミンD不足は日本ばかりでなく、世界的に多いそうです。
ただし過剰摂取も問題だそうで、ではどのくらい摂ればいいのか?ということですが。
ひとつの方法として、
日光浴
があります。
一般成人では、
毎日5分、または10~15分を週に3日。
体表面の20%くらいを日光に当てるといいらしいです。
ただし、高齢者は日光で作られるビタミンDの量が減るために、一般成人の4倍の時間の日光浴が必要とされます。
まあ、この程度の日光浴なら、皮膚ガンやシミの心配はない、と書かれていますので、意識して日光浴をするほうがいいかもしれませんね。
食事で摂る場合
ビタミンDは魚に豊富に含まれています。
マグロ、カツオ、イワシ、しらす干し、スモークサーモン、塩鮭、サンマ、スジコ、イクラ、カズノコ、タラコなど。
うなぎの蒲焼、焼きイワシ、さば水煮缶にも豊富です。
さらに、キノコ類にもたくさん含まれています。
キクラゲ、シイタケ、などの乾物に特に多く含まれているのです。
ビタミンDは、焼く、煮る、揚げる、といった調理をしても失われることがないので、食事から摂ることが難しくはありません。
魚を主菜に、副菜をキノコ類にして、献立を考えるといいですね。
ビタミンDは、体内保留期間が2週間と、比較的に長いので、1週間に2~3回、適量の魚を食べればいい、とされています。
まとめ
ビタミンDが多くの臓器に関係していて、そればかりでなく、精神疾患や認知症にも予防効果がある、というのを改めて知って驚きました。
ウォーキングは趣味なのである程度は日光を浴びています。
それでも食事は家族に合わせて肉が多くなってしまいがち。
ビタミンDはサプリメントで補おうかと思います。
もうすでに今も使用していますが、今のところ、ビタミン類とDHA・EPAのフィッシュオイルをサプリメントで摂っています。
あとは「美容系」のもの。
コラーゲンについて。
これについて、ちょっと学習したいと思っています。
今回の参考文献
「ビタミンDは長寿ホルモン」
医学博士 斉藤嘉美・著
株式会社ペガサス発行