人間の体の60%は「水」でできています。
人は食べられなくても3,4日くらいは生きられますが、3日水が飲めなければ脱水症状で死んでしまいます。
加齢とともに体内の水分は減少します。
新生児は80%が水ですが、細胞間物質に含まれる水が減少すると。肌の張りがなくなり、シミの原因になります。
体内の水分量は、肌の美容に大きく影響します。
が、それ以上に水は健康維持に欠かせないのですね。
水でアンチエイジング
現代、免疫学とアンチエイジングすなわち「抗加齢医療」が注目されています。
どちらも目的は病気並びに老化の予防です。
この両方の鍵を握っているのが水なのす。
水を飲むときには水の「質」と「量」が問題です。
「質」とは非加熱で、殺菌されていない「ミネラルウォーター」を選ぶということです。
「量」の目安は2リットル/日で、一度に大量に摂るのではなくコップ1杯くらいを何度も摂るのがおすすめです。
水の飲みすぎは「水中毒」という怖い病気を引き起こします。
脳の中枢を麻痺させ、いくら飲んでも満足しなくなり、身体が水でパンパンになって、頭痛、嘔吐、さらに呼吸困難を起こし、死に至ることもあります。
ミネラルをバランスよく摂る
サプリメントもありますが、水に溶け込んだミネラルは100%吸収されます。
カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛セレン、ケイ素などが、バランスよく摂れるのが天然水なのです。
天然水には硬水、軟水があります。
これは含まれるカルシウム、マグネシウムの量で「硬度」が計算され、硬度100以下が「軟水」それ以上が「硬水」です。
ミネラルウォーターにはそれぞれ特徴があって。胃腸の弱い人には硬水は下痢の原因になることがあって向きません。
便秘の解消にはマグネシウムが多く含まれた水、つまり「硬水」が効果的なのです。
「硬水」には動脈硬化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を予防する働きがある、とされています。
「炭酸水」は疲労回復に効果的?
天然の炭酸水はミネラルウォーターの中でも人気があります。
肩こり、腰痛に悩む人は多いですがその原因のひとつは血流が悪くなることです。
血流が悪くなると「乳酸」などの老廃物が溜まってしまいます。
この「乳酸」の解消に役立つのが「炭酸水」だそうです。
炭酸水を飲むと二酸化炭素の濃度が高まります。身体はそれを酸欠状態と認識して改善しようとします。
そのために血液中の酸素濃度を高めようとして血流がよくなって、体の末端部分を温め、肩こりや腰痛に効果があらわれるのです。
炭酸水にも硬水と軟水があります。
硬度の高い炭酸水のほうが効果的だそうです。
まとめ
このごろ「水」に興味深々です。
ミネラルとは何か?というところがよくわからないまま。サプリメントで「マルチミネラル&ビタミン」が基本的なサプリだというので摂取していました。
でもこれがナチュラルミネラルウォーターで摂取できるのなら、「水を2リットル飲むと良い」と言われていることもクリア出来るので、一石二鳥!と思ったのです。
今のところ、コントレックスという硬度1500のかなりの硬水を飲んでいます。
カルシウムが多く、マグネシウムはそれほど多くはありません。
マグネシウムは苦みの成分だそうで、コントレックスは苦みが少ない分、飲みやすいのかなと思います。
カルシウムが多いところが、なんとなく嬉しいです。
牛乳が苦手なので、サプリよりも水でカルシウムが摂れるならこちらがいいかな、と。
「炭酸水」が天然のものだと初めて知りましたし、(炭酸ガスを注入していると思っていましたが、天然のものがあるのですね☚無知ですみません)
参考にした本
「正しい水の飲み方・選び方」
藤田紘一郎・著
この本の中で、「アルカリイオン水」の効果が強調されています。
「アルカリイオン水」というのはスーパーでも最近よく見ます。
これはいわゆる「ミネラルウォーター」なのか?
国産のものですよね?
混乱してきたので、勉強し直します。