この本が今、評判らしいです。
なのでさっそく読んでみました。
たしかに「指」を使うと脳に良いと昔から言われていますね。
「親指」を刺激すると脳が活発になることが分かってきたそうです。
「親指刺激法」の効果
次のような効果があるそうです。
① 認知症の予防
② 健康寿命が長くなる
③ 気力が湧く
④ イライラが減る
⑤ 記憶力アップ
⑥ 安眠
⑦ 冷え性の改善
⑧ 運動機能が上がる
⑨ 血圧の安定
そもそも、
「親指」があるから、
衣類の着脱、洗面の動作、トイレ、そうじ、せんたく、運転、本のページをめくる、といった日常の動作がスムーズにできるのです。
指を動かすことは
すなわち、「意欲」の表れ、とこの著者は言っています。
具体的な「親指刺激法」は次のとおりです。
両手を同時に動かす基本の刺激法
① 親指の第一関節だけを曲げ伸ばしする。
前へならえ、のポーズで伸ばした手を「グー」の形にして、親指だけを立てて伸ばします。
この親指の第一関節を両手同時に曲げ伸ばしします。
10回繰り返します。
② 手のひらを上に向けて親指で小指の付け根にタッチする。
両手同時に10回繰り返します。
このとき、親指が動くことで手首が刺激されることを感じるようにします。
③ 指のタッピング
親指と人差し指、
親指と中指、
親指と薬指、
親指と小指
それぞれを順番にタッチしていきます。
これを5往復繰り返します。
左右別々に動かす刺激法
① グーパー刺激法
右手でグー、左手でパーを出します。
次に反対に右手でパー、左手でグーを出します。
これを20セットします。
② イチ、ニ、刺激法
両手パーからスタートします。
「イチ」でグーにしますが、このとき片方は親指を出し、片方は親指をグーの中に入れます。
「ニ」で両手パー。
「イチ」で今度はグーにしますが、親指を出す手と入れる手を反対にします。
ここまでが1セット。
これを10セットします。
左右別々の動きは、初めはゆっくりやってみましょう。
③ ピンピン刺激法
両手グーから、
右手は親指を立て、左手は小指を立てます。
両手グーに戻し、
次は反対に右手は小指を立て、左手は親指を立てます。
これを10セット。
揉む、押す刺激法
① 親指の爪の左右(両脇)を左手の親指と人差し指
で揉みます。
左右20回づつ。
② 親指で「労宮(ろうきゅう)」を押す。
「労宮」というのは手のひらの真ん中のツボです。
5秒ずつ5回 左右とも押します。
③ 「合谷(ごうこく)」をグリグリする。
「合谷」というのは、
親指と人差し指の骨の結合点から少し人差し指の方に移動したところにあるツボです。
ここを親指でグリグリします。
わかりにくいところは、
上記の本を参考にしてみてください。
左右別々の動きをするのが、けっこう難しいです。
脳の活性化。
少しずつチャレンジしていきましょう!