「やはり長時間座っている仕事なので良くないのでしょうか?」
という質問に、イケメンの先生は血液検査の結果を見ながら、
「それなら座り仕事の人はみんな危険ですが、そうではありません。コレステロール値が高いですね。」
「それは健康診断で指摘されているのですが、お薬を飲み始めたらずっと続けないといけないと聞いて、躊躇しています。」
「しかし、動脈硬化、心筋梗塞や心不全その他のリスクを考えれば、薬の副作用は微々たるものですよ」
と言われて簡単に納得する自分。
LDLコレステロール値が高すぎる
なにしろ、188→205→206→167と変化しています。
今年が206、昨年が205、一昨年が188ですから。
でも今年1月の健康診断では206。
この検査の時点で167と言うのは、コレステロール値が下がっていると考えていいのでしょうか。
それは血液をサラサラにする薬の効果なのかもしれません。
ただ三年に渡って数値が高いままだった事は確か。
DHA EPA のサプリを飲んでいたのですが効果なし。
食生活の改善を考えなければならない、とやっと意識が変わってきました。
なにしろコレステロール値が高い人が増加しているそうです。
『LDLコレステロールの値が高く、善玉のHDLコレステロールの値が低い場合』
これに正に当てはまっています。
『動脈硬化が進行しやすいので注意が必要です。動脈硬化が進行すると、脳梗塞や心筋梗塞などの生命にかかわる病気の発症リスクも高くなります。
喫煙や過度なストレスもLDLコレステロールを上昇させる危険因子として注目されています。また女性は閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が激減する影響でLDLコレステロールの数値が急上昇することがあります。それまで健診で異常を指摘されていなかった人でも注意が必要です。』
女性の場合、年齢によってもコレステロール値の正常範囲の設定が違うのですが、だからといって安心するのはちょっと違うようですね。
コレステロール値を下げる食材
コレステロールの数値を下げる食材としては、まず納豆、豆腐、味噌などの大豆製品です。
大豆に含まれる「大豆レシチン」は、血液中のLDLコレステロールを下げるのに有効ですし、「大豆イソフラボン」は強力な抗酸化作用があるため、LDLコレステロールがさらに凶悪化してできる酸化LDLコレステロールの生成を防いでくれます。
イワシやアジ、サバなどの青魚やイカ、タコ、エビなどの魚介類は、コレステロールを下げたり、血栓を予防する働きのあるEPAやDHAがたくさん含まれています。またイカやタコ、エビなどには、コレステロールの増加を抑えるタウリンが含まれています。
そのほかキノコや海藻は食物繊維が豊富なので、腸からのコレステロールの吸収を抑えてくれます。また、トマトに含まれる赤い成分のリコピンには、悪玉のLDLコレステロールの酸化を抑えて、善玉のHDLコレステロールを増やす働きがあります。
こう言う事は、もちろん知識としては知っていたのですが、危機感がないとなかなか改善できないものですね。
サプリだけでは改善には至らず、やはり食生活のバランスが大事なのでしょう。
注意するべきものは?
悪玉のLDLコレステロールや中性脂肪を上昇させる飽和脂肪酸が多い、牛や豚の脂身、バター、チーズなどの動物性脂肪。
動物性脂肪を控えて植物性脂肪や魚油を積極的に摂るようにしましょう。
人工的に作られたトランス脂肪酸は、LDLコレステロールを上昇させて動脈硬化を促進させるため、アメリカでは使用が制限(2018年以降は使用禁止)されています。トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニング、それらを使用するケーキ、クッキー、菓子パン、アイスクリーム、チョコレートなどに含まれていますので、気をつけないといけません。
クッキーやパンは好きなので注意が必要ですね。
まとめ
結局、本当に実感しないと真剣にならないんだなあ、と改めて感じさせられましたね。
あの、息切れからの苦しさはできれば二度と体験したくはありません。
まあ、これ以外にも、いつ、どん病気になるか分かりませんが、せめて分かっているリスクだけでも改善していかなければ。
特に食事は、若い頃とは違ってきて当たり前。
健康でなければ毎日を楽しめません!
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